モーターの外寸を大きくしない中で、仕事量を増すもうひとつの手段である高回転化。これもハリアー・ハイブリッドから導入した。もともとモーターは最小限のギア(歯車)がチェーンだけで車輪と直接つなげてあった。エンジンとは違って途中に変速機を入れて、原動機と車輪の回転速度の関係(比率)を変えつつ走る必要がないからだ。しかし既存のハイブリッドカーに搭載されているハイブリッド動力機構の中でモーターだけ、回転を速くしたことで、その回転速度を落として合流させなければならなくなった。
[参考]
ハイブリッドカー中古車検索
goo-net.com/used/hybrid/hybrid.html
つまり純粋には必要がないはずの減速(リダクション)ギアを加えたのである。ここでも何%かではあるけれど、モーターの出力は失われる。加えてこの減速機構は、同軸上の狭い空間に収めるため、遊星歯車(プラネタリーギア)を使っているが、これは伝達効率が高いとは言えない歯車機構である。モーターの回転部分や磁石を大きくすれば、それも損失を増やすので、減速分の損失は打ち消せる、という論理もあるが、それは増やした出力をフルに使ったら、という条件での話であって、クルマを走らせる中で最も長い時間、最も多くの距離を走る日常的な仕事量はけして大きなものではなく、その状態でのエネルギー損失は増える。
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